佐々木 味津三

本名・光三。『右門捕物帖』『旗本退屈男』など主に江戸時代を舞台にした時代小説を発表し、その当時では花形作家となる。愛知県北設楽郡下津具村(現・設楽町)出身。 明治大学政経科卒。しかし、自らの体力を削って無理な執筆を重ね、それが為に健康を害してしまい、若くしてこの世を去ることになってしまった。現在でいう所の過労死であると言われている。 享年39(満37歳没)。雑誌記者のかたわら小説を書き、1919年『大観』に載せた「馬を殴り殺した少年」で菊池寛に見出される。 佐々木の代名詞ともなった作品『旗本退屈男』は、昭和初期から現在に至るまで度々映画やテレビドラマ化され高い人気を得た。はじめ純文学を志したものの、家族を養いまた家の負債を返すため大衆小説に転向。 旗本風流陣 資文堂 1929 右門捕物帖 大日本雄弁会講談社 1929 山の少年騎士 平凡社 1929 (少年冒険小説全集 ; 7) 風雲天満双紙 先進社 1930 悩める太陽 新潮社 1930 恋を吹く喇叭 現代ユウモア全集刊行会 1930 刄影走馬灯 先進社 1930 旗本退屈男 博物館 1931 続・右門捕物帖 博文館 1931 小笠原壱岐守 柳書房 1932 天草美少年録 春陽堂 1932 まぼろし峠 平凡社 1932 佐々木味津三全集 全12巻 平凡社 1934-35 隠密一代男 蒼生社 1942 故山の江藤新平 紫文閣 1942 青春群像 蒼生社 1942 春に遭ふ頃 利根屋書店 1946 捕物女双六 蒼生社 1948
